カテゴリー: 作者不詳

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連歌十徳

連歌十徳の秘事を知った者を抱えようという有徳人のもとへ現れたのは、博奕に食いつめ、衣の十徳を着たにわか出家。

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六地蔵

ある田舎者が新築の地蔵堂に六体の地蔵を安置しようと都へ仏師を探しに来る。すっぱは、我こそ安阿弥直系の仏師と偽り、三人の仲間を呼び集めて地蔵に化けさせる。

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六人僧

三人連れで諸国仏詣でに出たが、そのうちの一人が他の二人にいたずらで髪を剃られて腹を立て、一人別れて立ち戻り、二人の留守宅を訪れ、その妻たちに両人とも溺死したと報告する。

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若菜

八瀬大原へ同朋のかい阿弥を連れて小鳥を狙いに出た大名が、芝をかざした大原女の一行に出会い、なごやかな野辺の酒宴を楽しむ。

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若和布

寺の改築祝いの酒の肴にワカメを買ってこいと住持に言いつけられた新発意は、都のすっぱにだまされて、若い女を連れて帰る。住持は怒って二人を追い出す。

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仁王

食いつめた博奕打ちが、友人の入れ知恵で、上野に降臨した仁王に化けて、参詣人から供物をまきあげる。

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舟渡聟

聟は、聟入りのみやげの酒を矢橋の浦の船頭に飲まれてしまうが、実は、その船頭が訪ねる舅であった・・・。

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弓矢太郎

天神講の夜、臆病者の太郎の肝試しをしようと講中の者の計略で、太郎を森に行かせ、鬼に化けておどそうとするが、太郎も鬼に化けているので、互いに鬼が出たと勘違いする。

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二九十八

清水の観世音に妻乞いをした男の前に現れた女は、住所を問われると春日の里・室町の角から「にく」と答えて立ち去る。男が18軒目を訪ねると、女はいたが・・・。

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文荷

主人の寵愛する稚児のもとへ恋文を届けるよう言いつけられた太郎・次郎冠者は、文を竹の棒に結びつけ、肩ににない、謡がかりで運ぶ途中、つい封を開き読んでしまう。